街角珈琲に、ハマる私

saitoukanchou2011-12-12

半月ほど前に初めて訪問し、すっかりハマッてしまいました珈琲豆の専門店「街角珈琲」。

今回は、キリマンジャロ(優れた酸味、良好な風味。)100g470円と、岳ブレンドを購入させていただきました。

店主に「前回購入させていただいた(エメラルド・マウンテン)が実に美味しかった」ことを告げると、満面の笑みでまた対応していただきました。店主の珈琲に対する言葉の数々には、数多くの知識と経験に裏打ちされたもののため、聞いていて非常に参考になりますし、且つ、重みもあります(といっても、堅苦しい言葉では全くありませんが)。

今回の店主からの言葉の中で特に”ハッと”気付かされた内容は、ブレンドについてです。

今までブレンドというものは、各お店で用意していただいたものばかりを使用していましたが、それを「自分で調合して、自分好みのブレンドを探してみては?」ということでした。自分で個々に購入した珈琲豆は、その銘柄毎に別個に楽しむことはあっても、それらをブレンドしてみるということは・・・考えもしませんでした。

特にその中でも感銘を受けたのは、同じ銘柄で焙煎の度合いが違うもの同士をブレンドするというものでした。
一般的には浅い焙煎ですと酸味が残り、深い焙煎ですと苦味が増すと言われています。それをブレンドすると・・・どんな味になるのでしょうか?興味は尽きません。
自分好みのブレンドを探すというのも、何だか楽しそうです。

取り敢えず、いつかは「ブラジル」の豆で、浅焙りと深焙りとでブレンドして試してみたいですねえ・・・。

話しは変わって。うちでは毎日、珈琲を飲んでいます。
朝は時間があれば1杯。夜、帰宅してからは数杯飲むことがありますが、それとは別に、出掛ける時&仕事に行く時には、私と彼女でそれぞれ別個に水筒を持っていくのです。その中身はというと・・・ドリップしたての珈琲であることが多いのです。こうすることにより、外出先で飲み物をわざわざ購入する必要もなくなりますし、缶コーヒー党の方には申し訳ないのですが、缶コーヒーよりも遥かに美味しくて尚且つ、安いのです。500mlの水筒に煎れるために使用する珈琲豆は多くても10gほど。そうしますと珈琲豆代だけで40〜70円となります。

そんなことからいつからか彼女の分と自分の分とで毎朝、別々に持ち歩く用に個々の水筒に珈琲を入れているのですが、店主のアドバイス通りに、

1.お湯の適温は80度。
  (うちの場合は一旦、別のガラス容器にポットからお湯を注ぎ、廊下に1〜2分置いて冷ましてからドリップします)

2.蒸らしに20秒程度時間を置く
  (新鮮な珈琲豆であれば、ふわっと雲の様に盛り上がります。)

3.最後まで珈琲を抽出しない(抽出した珈琲は、最後の方では雑味が出てしまうため。最後まで出し切らず、速やかにドリッパーを水筒から外します)。

4.珈琲豆はケチらない
  (ある程度の濃さでないと、珈琲本来の味が楽しめない)


この教えを守った結果、飛躍的に珈琲が美味しくなりました。
今までも美味しいことは美味しかったのですが、この教えを守ることで更に味がまろやかで雑味がない、珈琲豆本来の美味しい味を水筒に煎れることができるようになったのです。あ、もちろん、時間がある時にはこの方法で直接カップに珈琲を煎れて即、味わっていますけど。

こんな感じで拘った珈琲の煎れ方を更に知ってしまったがために、お陰様でもう、更に缶コーヒーは飲めなくなってしまいました(苦笑)。

更に水温も落ちた上に味がまろやかなため、非常に飲みやすくなったためでしょうか・・・?彼女も私も、500mlの水筒を持ち歩いているのですが、午前中で中身を飲み切ってしまっています。冬なのに(苦笑)。

彼女が「美味しい」といってくれるのは本当に嬉しいのですが、その反面、珈琲を飲みすぎてしまうきらいもありますので・・・どうしたものかと。



それにしても、珈琲を煎れるという、ただその行為の一つ一つを見直していくだけで、これほどまでに飛躍的に珈琲が美味しくなるなんて・・・奥の深い珈琲道、まだまだ勉強したいです。はい。




                                                                    • -

街角珈琲

神奈川県相模原市中央区淵野辺1-11-14 矢渕陸橋近く

TEL.042-769-1690

原則として年中無休/10時から19時半まで

事前にTELをされてから訪問される方が良いかもしれません。

JR横浜線 矢部駅から、あるいは淵野辺駅どちらからでも徒歩5分ほどです。

http://members2.jcom.home.ne.jp/machikado-1/

お店のファンの方が作成されたWEBサイト

http://www.geocities.co.jp/PowderRoom-Lavender/3036/index2.html