鈴木則文まつりに行ってきました!!
今日はロフトプラスワンで開催された「鈴木則文まつり」に行ってまいりました!!
鈴木則文さんは、「トラック野郎」を初めとして娯楽映画を数多く手掛けられた映画監督で、僕にとっては憧れの方なんですよね。
僕と「トラック野郎」の出会いはというと、子供の頃にテレビ放映されていたものを見たのが最初で、水戸街道沿いに住んでいたもんだからリアルにデコトラを見ていた日々を送っていましたんで、なんとなく親しみがあったんですよね・・・でも、子供心ながら、あのミニチュアのトラックが崖から落ちるシーンは「ちゃっちー」とは思っていたんですが(笑)。
そして大人になって改めて「トラック野郎」を見直してからというもの、次々と鈴木監督の作品を見まくり、益々ハマッていった日々を越え、遂に!!ご本人を拝見する機会がこうしてやってきたのです!!
これを感動せずにはいられましょうか・・・??
イベントは杉作J太郎さんらが中心に、監督も出ずっぱりで数々の監督作品の予告編やらダイジェスト、そして監督持参の現場のスチール写真をスクリーンに投影しつつ進行していきました。
いやーー、だいたいの作品は拝見してはいるのですが、それでもこうして監督作品の面白い部分をかいつまんで拝見させていただくともう・・・これはもう・・・たまりません!!
「ザ・サムライ」に出てきた巨大なからくり人形とか、バイクに女性を仰向けに寝かしたままでSEXしたりとかもう、バカバカしいったらありゃしない(あ、勿論褒め言葉ね!)!!
それにしても僕(と彼女)のハートを鷲掴みにしたのは、女番長(スケバン)ものの仁義を切るシーン!!
あのやくざ映画とかでよくみる「お控えなすって!手前生国を発しまするは云々・・・」っていうやつね。
あれを女性で!!しかも高校生とかでやったりするんだけど、何故か語尾に「です!」と敬語!!しかも発音が途切れ途切れで力を入れてるの。
「で・すっ!!」
これ、流行るね(笑)!!
そしてその言葉の中に「太宰治がグットバイした玉川上水で生まれ」的なものがあって、「ああ、トラック野郎でも太宰治ネタがあったけど、よっぽど監督は太宰治が好きなんだなあ」っていうのがわかって思わずニヤリとしてしまいましたっけ。
他にも面白過ぎる当時の現場での様子等のお話も伺えて、大充実のイベントでした。
いやーーー、また久し振りに監督の作品が見たくなってきたわ。ええ。