ファイターズ優勝!!

saitoukanchou2006-10-12

今日、ファイターズの劇的なサヨナラ勝ちで、2006年のパ・リーグの全試合が終了しました。
今までの試合もそうだったけど、今日の試合もまさに、息詰まる投手戦!!
それにしても昨日は20歳のダルビッシュ、そして今日は22歳の八木・・・活きのいい投手の投球は見ていて気持ちがいいね。
 対するホークスの投手も、今日の斉藤はまあ、これもまた素晴らしい投球!!気合の入りようが、ブラウン管越しでも充分にわかるよ。

 両者0−0のまま迎えた最終回。
 先頭打者の森本がファーボールで出塁。
 田中賢は送りバントで続く小笠原はファーボールでセギノールは空振り三振!
 2アウトで迎えるは・・・稲葉!!
 稲葉の打球はセカンドの中澤が抑えて2塁にフォースアウトか?と思ったらセーフ!!
 その間に森本がホームへ・・・サヨナラ!!

 ここまで完璧に抑えていた斉藤ー的場のバッテリーが・・・本当に些細なプレーで負けになってしまいました・・・。

思えばこの「プレーオフ」。消化試合を極力減らす(っていう目的だったよね?)効果は確かにあったけど・・・第1ステージでのライオンズの選手達の表情、そして今日の試合でのマウンドでうずくまる斉藤投手、ホームベースで仰向けになったまま動けなくなってしまった的場捕手を見て・・・何とも言えない気持ちになりました。

昨年、一昨年とシーズン1位になりながらも、日本シリーズに出場できなかったホークス。

それにしても、ここ数年で、これだけの野手が抜けていたんだよね↓
小久保・城島・井口・村松バルデスバティスタ・・・。
これで得点力が落ちてしまうのは当たり前だと思うんだけど、でも、シーズン3位!!しかも監督がシーズン途中で森脇代行になって・・・本当に大変だったと思う半面、この戦力でここまでの成績を残すのはやはり、強豪チームであるからこそ!!でしょうね。采配もあるでしょうが、地力が違うな、と、本当にそう思います。

 そんなチーム同士の戦いは、正に目が離せない”死闘”でした。
 息詰まる投手戦に更に輪をかけるけん制、ファインプレイの数々。
 「これがプロだ!!」っていう素晴らしいプレーがてんこ盛りでした!!

 それにも増して、観客席のすごいことすごいこと!!
 新庄に合わせた真っ赤なプレートをPL学園の応援のように両手で掲げているその姿は正に、”赤い壁”でしたし、巻き起こったウェーブは正に大きなうねりのある”波”に見えました。
 新庄がビールかけの際のインタビューで言っていましたが、「今年満員になったのは・・・4回!信じられないねえー」と言っていたのが印象的でした。

 確かにパ・リーグへの観客動員は増えました!!
 先日のマリンスタジアムでの最終戦も、前売りを買わなかったら入場できませんでしたしね。
 山本マリーンズ時代は、いつもがらがらで9月に入ると更にがらがらに拍車が掛って(まあ、その分だけくつろいで観戦は出来ましたが)といった時代からは隔世の感があります。

それにしても野球っていうのは、何で見ていてこんなに胸が熱くなるんだろう?!
今年も何度も球場で、そしてテレビで感動しました。

プレーオフという制度の残酷さもあったかもしれないけど・・・でも、去年はマリーンズの優勝で、僕はパブリックビューイングで号泣しました。
そして今日・・・北海道で、東京で、昨年の僕のように号泣しているファンもたくさんいるだろうね。


ちょっと早いかもしれないけど
全力で戦ってくれた全ての選手に・・・そして野球ファンの皆さんに・・・ありがとう。