それは、星めぐりの歌
今日、ようやく「あまちゃん」を観たのです。
キョンキョンの若い頃を演じる有村架純ちゃんに年甲斐もなくオギオギしてしまったのは言うまでもない。
だってこんな聖子ちゃんカット・・・ずるい・・・っていうか、
よいよいよい・・・(一部残響音含む)
8トラにカラオケがなかったとか、自宅の自室で8トラのカラオケを伴奏にして歌をカセットで録音するとかもう・・・胸を抉られるかのようなシンパシー感じまくりな演出にもう、発狂しそうでした・・・誰か、最初から録画している方って、いないかしら??
でもでもでも・・・一番、心に響いてしまったのは・・・ちょっと悲しいシーンで、宮沢賢治さんの「星めぐりの歌」のブラスバンド演奏の曲が流れたからなのです・・・。
嗚呼・・・星めぐりの歌・・・。
プラネタリウムで「銀河鉄道の夜」を観た時に流れたこの曲・・・。
満天の星空の中を行く 銀河鉄道の情景溢れるシーンの中、この曲が流れて・・・なぜか、泣けてきてしまいましたっけ。
このような曲を聴いたり、宇宙に思いを馳せてみると、自分の存在も悩みも何もかも、本当にちっぽけです。
そんな気持ちにお互いがなれれば、争いごとも起きないのにね。
人も国も宗教も・・・全てを超越して、人々がわかりあえればいいのにね。
でも、このような素晴らしい曲がある日本って、いい国だよなあ。と、思うのです。
って、らしくないことを思わず思ってしまうのは、心が清らかな方が作り上げた詩の歌を聴いていたからなのかもしれません。
まずはこの動画を見ながら、ゆっくりおやすみなさい。
(ヘッドフォン&全画面再生を推奨します)
あかいめだまの さそり
ひろげた鷲の つばさ
あをいめだまの 小いぬ
ひかりのへびの とぐろ
オリオンは高く うたひ
つゆとしもとを おとす
アンドロメダの くもは
さかなのくちの かたち
大ぐまのあしを きたに
五つのばした ところ
小熊のひたいの うへは
そらのめぐりの めあて