8ミリ映写機 エルモSC−18、修理完了!!

saitoukanchou2012-12-15

12月29日の「シネマ秘宝館55」に向けて修理を依頼していた8ミリ映写機・エルモSC−18が無事に修理が終わり、戻ってまいりました!!

思えばこの映写機とも随分長い付き合いです。学生の頃に購入し、数え切れないほどの公私共に渡る上映会で活躍し、更には自分の作品作りにも、編集の確認にアフレコ作業と、大活躍でした。

ただ最近は、フィルムの速度が一定せず、どうしかものかと思っていましたが・・・自宅から徒歩8分ほどの場所にある「あなろぐ工房」さんに修理を依頼しましたところ、1週間ほどで仕上げてくれました。

最早、8ミリ映写機もカメラも、壊れたらお終いー>新しく稼動する中古品を買ったほうがと勧められることもよくあったことですので最初はおっかなびっくりでしたが・・・素晴らしい仕事をしてくれました!!

おかげさまでフィルム速度も一定になり、フィルム装てんもスムーズでストレスもありません。

しかも映写機の修理目的を、「8ミリフィルムの上映イベントのため」と店主に伝えたところ、エラく喜んでくれました。

今、この2012年という時代に、8ミリフィルムをフィルム上映したいという方も、それほどいないのでしょう・・・それもあって、店主も修理に燃えてくれたのだと思います。店主様、どうもありがとうございました!!お陰様で、この映写機でまたしばらくは上映イベントが開催できそうです。


この映写機をメインに、29日はフィルム上映をいたします。
一応、予備機も持ち込みますので、よっぽどのことがない限りはフィルム上映がNGということはないと思います。

今回、フィルム上映作品は、

80年代に制作されたスペースファンタジードラマ
「スペーススクランブルF37」(村上浩一監督作品、22分)
大型の宇宙船ミニチュアやロボットが動き回る、ストップモーションアニメや透過光と、8ミリフィルムでの特撮技法をフルに使われた力作です!

また、2012年制作の
「MADVOGUE・恐怖の充電池人間〜究極超人部分立体ヴァージョン〜」
(内田清輝監督作品、37分)
こちらもまた、8ミリ特撮技法をふんだんに使った、楽しい作品となっています。

他にも1〜2作の8ミリ映画の上映を予定しております。

30年の時を越えて、2つの8ミリ映画が1つの映写機を通じて、皆様の目に届きます。

詳しくはこちらをどうぞ↓
http://www.geocities.jp/saitoukanchou/html/hihou55.html