嗚呼、お座敷客車・・・

saitoukanchou2010-09-13

国鉄が分割・民営化されて20余年。

行き交う車両もすっかり様変わりし、「きれい」な車両が多く見かけられるようになりました。


なりました、が。


この20余年の間で数多くの車両が消えていきました。

特に客車は、当たり前なのですが牽引する機関車がないと動けない上に、終点での折り返しには機関車を付け代えなければならない不便さもあって、恐ろしい程の勢いで(他の車種以上に)廃車になっていきました。

でもね。

あの、動力がない車両特有の車輪の音しかしない旅は何者にも代え難い魅力がありましたし、それをまた味わいたいがため、大井川鉄道まで遠征することもあるわけです。


ところで。

お座敷列車というのがあります。

これ、最近にわかに増えている外国人旅行客にはうってつけの乗り物かと思います。

今現在でもJR各社に以前ほどではありませんがそうしたお座敷列車はありますし、それはそれで宜しいとは思いますが。

やっぱりね・・・お座敷客車に乗りたいなあと。

畳敷きの車両でビール飲みまくって、ゴロンと横になりたいなあと。

くいっ!!

ゴロン!!

ガタンゴトン・・・


嗚呼・・・一度でいいから、こうした”至福の時間”をすごしたいなあというのは、贅沢な夢なのでしょうか?ねえ?