C56149　JR清里駅に保存！ - 斎藤館長の航海日誌

saitoukanchou2009-07-24

蒸気機関車も廃止された後、昭和40年代の後半に湧き上がった「SLブーム」に乗り、様々な場所で静態保存されていきました。それから３０〜４０年経過し、静態保存であっても維持が難しいということで、解体〜放置といったものも数多くあり・・・一鉄道ファンとしてはどうすることもできないままではありましたが。

そんな中、最も放置されていたSLがありました。

C56149

10年以上も手付かずで放置され、このまま土に還ってしまうのでは・・・と思っていました。

ここで奇跡が起きました。

山梨県北杜市がJRからこのSLを購入し、ＪＲ清里駅入り口に展示することとなったのです。

小海線とSL（C56）は、ファンにとってはとても馴染みがあり（といっても自分はリアルタイム世代ではありませんが）。写真映えする名路線であります。確かに雄大な景色の中で小さなSLが走る様子は、当時はさぞかし良かったのだろうなあ・・・と、思います。

以前も旅をした時、車窓から眺めたあの雄大なアルプス山脈の風景は忘れられません。
本当にステキな路線なんです。

そんな馴染みがある場所に、荒廃したSLを見事に修理し、展示する・・・。北杜市の英断に心から感謝をいたします。

時に夏休み。

高原を走る小海線を青春１８きっぷで・・・再訪したい理由がまた一つ、増えました。