ブルートレイン・寝台急行銀河

いよいよ３月１４日までで廃止だそうです。

客車好きな自分としては残念ではありますが、やはり片道１７０００円近い価格設定は･･･無茶ではなかったのではないでしょうか？東京ー大阪間を８時間以上掛かること、３０年近い経年の寝台車両。しかもこの物騒な時代なのに未だに開放式（つまり、カーテンでしか仕切られてない）。これでは女性での単独利用はおろか、所持品に気が気でない方にはもはや「無理な乗り物」だと言えるでしょう。

運賃は無理だとしても、快速扱い＆寝台料金を２０００〜３０００円台にしたら、まだ競争力はあったでしょうに・・・。古いビジネスホテルだって、まずは値段の引き下げから始まりますしね。あの狭い寝台で６０００円も”寝台料金”として徴収し続けてきた事自体が、何のための民営化だったのか？私には理解できません。

価格についてはもはや格安ビジネスホテル（１泊５０００円とか）に高速バス（安いのだと片道３０００円台！）と比べても競争にもなりませんし、新幹線では３時間で１５０００円程なのにね・・・。なるべくしてなったというのか、あるいは設備投資をすることも”勿体無い”という結論だったのでしょうか？

去るものは追わず、されど寂しい・・・複雑ですね・・・

【鉄道ファン必見】消えるブルトレ、スピード化の流れに逆らえず…老戦士たちが間もなく引退
http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/080223/sty0802231156001-n1.htm