PSE法って、なんだろう？

PSE法っていうことで、今月の初めの頃、朝の情報番組・フジテレビのとくだねで小倉智昭さんがオープニングで吼えておりました。
そして１日の朝日新聞でも、坂本龍一さんらの意見が掲載されてました。

そして今日のこちらのニュース↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060310-00000414-yom-bus_all

色々とネットでの記事も見ましたが、この朝日新聞と、小倉智昭が憤慨しつつもオープニングトークで話していた内容で、より、確証を持ちました。

つまり、この法案はリサイクル業者撲滅＆家電メーカー擁護の法案ではないかと。
というかですねえー。↑のニュースソースに書いてありましたけど、２月に言われて、４月から中古の家電品が売れなくなりますんで、と言われても、リサイクル業者さん的にどうしろというんでしょう？
今、この問題については音楽家から徐々に運動が始まっていますが、私のような自主映画好きな人間にとっても切実な要素でもあるんです。
つまり、既に製造から２０年以上経過している８ミリ映写機とかを、お店で買えなくなるんです。
この法案で義務化されている１０００Ｖの耐圧・絶縁試験だなんて、そんなことやったら、デリケートな映写機も壊れちゃうんじゃないかなあ？？しかもそんな高圧機なんて、どこにいけばあるの？それも家電メーカーで持っているの？そうした事もなにも用意もされてないんじゃないかなあ？しかも個人で繰り返し売ることもダメなんだって。これってリサイクルのベンチャー企業も今後、作っちゃダメっていうこと？なんでしょうね。

僕の場合は他にも古い家電品って好きなんで、余計にショックです。
そうでなくても最近のビデオデッキとかってすぐに壊れるし、修理に出そうと修理カウンターに持って行くと必ず「新しく買った方が安いです」と言われてしまうし、捨てるにもお金が掛かるしでそちらの方面についても家電メーカーに何とかしてよー！と思っているのに、これじゃあねえー・・・。
実際、雑木林とかでそうした家電品の不法投棄ってよくありますしね・・・。このことからも、今回の法案って、ゴミの減量とかって言ってる自治体レベルでの啓蒙活動にも相反するものではないかとも思うのですが。

古い家電は売買するな！全部捨てろ！そして買ってすぐに壊れる家電品を買って、修理にも出さずにどんどん新品を買えと・・・そういうことなんでしょうか？僕にはこの法案が何で可決されてしまったのか？そしてこんなギリギリになってからようやく人々の目に留まる様になっているのか？それ以上に何でマスコミの報道に全然火が付かないのか（まあ、これは民法や雑誌、新聞社にとっては大口の広告出稿をしてくれるお客様であるからなんでしょうが）・・・せめて僕にできる事って、こうして問題提起したり署名することくらいかな？
でも、自分で出来る範囲でやっていきたいと思います。

以下、コピペではありますが、各種情報です↓

署名運動が始まりました：
PSE法（電気用品安全法）の改正を求めます。
http://sound.jp/pse/
電気用品安全法（PSE法)に対する署名
http://www.jspa.gr.jp/pse/

みなさんは「電気用品安全法」という法律をご存じでしょうか？

電気用品安全法のページ
http://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/index.htm
電気用品安全法
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S36/S36HO234.html