船橋ヘルスセンターの大滝すべり

saitoukanchou2016-08-25

ふと、こんな暑い日は、海とかプールとかに行きたくなるもので


ふと、こんな暑い日は、あの凶悪な滑り台を思い出すものさ・・・



大滝すべり



船橋ヘルスセンターにあって、子供のころにドハマリし



それこそ、朝から夕方まで



唇が紫色になるまで



何度も何度も


すべっていたものさ・・・


大人たちは


100mの長さの滑り台で凶悪な速度で滑り落ち


まるで川面に向けて投げた石の「水切り」のように


滑り台のへりから尻を水面にあてて


プールの反対側のへりまで、と・と・とーーんと、飛んでいたものさ


子供の自分は、そんな大人たちがうらやましくて


何とかプールのへりまで、と・と・とーーんと、飛びたかったけど


体重が足りなかったのか、要領が悪かったのか


と・とーんくらいしか飛べなかった


それが悔しかった


いつかあの、プールのへりまで、と・と・とーーんと飛んで

足の裏をプールのへりに強打して沈没するという


最高にクールで

最高にアフォな


そんな大人になりたかった


けれども結局は、その思いが適う前に船橋ヘルスセンターは閉鎖

その後も結構、最後の最後まで大滝すべりだけは残ってはいたけど


その期間でも、プールのへりまで、と・と・とーーんと飛んでいくことは出来なかった


それだけが今でも悔しさと同時に

海パンが尻にめり込む感覚と

速度が速すぎて水しぶきで前が見えないままにプールに突っ込む

あの疾走感と、恐怖感




そんなシーンが思い浮かぶのさ



あの日と同じ

入道雲を見るとね・・・