夜明けの高速道路から聴いた曲は
色々と所用のため、明け方車を運転していました。
場所は首都高速の川崎から横浜方面へ向かっている最中でした。
海沿いの工場地帯のその先から、徐々に空が白みがかってくる中、カーラジオからは「秋なので、人恋しい&抱きしめたい曲特集」とのことで、Wandsの「もっと強く抱きしめたなら」やら郷ひろみの「哀愁のカサブランカ」などがかかる中、日の出と共にかかったのは、尾崎豊の「OH MY LITTLE GIRL」でした。
寝不足の中で、しかも自分の用事もなかなか上手く行かなかった状態で、ふと、こうした曲を聴いていると・・・何ていうか、心が“じわっと”きてしまったんですよね。
正直言うと、熱狂的なファンではなかったけれども、でも、彼が亡くなってもこうして、明け方の寝不足の私なぞにも届く曲というのは・・・
何て言うんだろうな・・・
歌唱力とか、目先の上手さではない・・・“魂”の部分に、歌の本質があるような気がしてしまうんですよね。
そう・・・心に歌の詩が、届くというか・・・。
なんだろう・・・??
こんなことをふと、考えてしまうのは年のせいなのか?あるいは寝不足の中、夜明けと共に聴いてしまったからなのかはわかりませんが・・・
かくして私も、人恋しくなってしまいましたのです。
早く、帰ろう・・・。