青函連絡船の羊蹄丸のDE1030&スハフ4425

saitoukanchou2012-07-15

以前、見に行きました「船の科学館」の横に係留されておりました羊蹄丸の内部にあった二つの車両。

DE1030とスハフ4425・・・。

どちらも今となっては貴重な車両ということと、長年の船内展示のため、非常に状態が良い車両だっただけに、「どうにかならないか・・・」と思いつつも、財力も無いただの鉄道ファンである私一人の力ではどうすることもできず、歯痒い思いをしておりましたが・・・諦めておりました。

それが正に、思いがけない展開になったのです。
行き先は違いますが、2両とも、保存されることになったのです。

すごい・・・。




今回の「連絡船の後部を接岸し、後部ハッチを開放し、海岸に仮線路を敷設し、車両を引き出し、クレーンで吊り上げてトレーラーに乗せる」

といった、書いているだけでも気が遠くなりそうな段取りを全てクリアーしたのが、ここ最近、このような保存車両の輸送に尽力されている「株式会社ジェイアール貨物・北陸ロジスティクス」でした。
その一連の模様がこちらにあります↓
http://www.jrf-hokuriku.co.jp/news/news12070301.html


陸送の様子はこちらのブログをどうぞ↓
http://n7007000.blog.fc2.com/blog-entry-123.html


スハフ4425は真岡鉄道へ↓

DE1030は、「いすみぽっぽの丘」に搬入されるようです↓
http://keiranbokujo.com/img/20120711.jpg

こちらの記事によりますと、いすみぽっぽの丘ではJR東日本から寝台車を2両購入の上、連結した状態で保存とありますが・・・これは、実際に宿泊できる施設になるのでしょうか??そうなると楽しいですねえ。

といいますか、真岡鉄道での客車の扱いには・・・気になります。


いずれにしても、あのままだったら船もろともスクラップだったはずの2両の車両を無事に保存してくれました2社には心から感謝させていただきます。

そして鉄道ファンの端くれとして、非常に微力ながらも応援できることをこれから模索していきたいと思いますです。はい。

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いすみぽっぽの丘
http://keiranbokujo.com/nojo_isumi.html

スハフ4425
http://railf.jp/news/2012/07/11/150000.html

真岡市SLの走るまち
拠点施設整備事業について
http://www.city.moka.tochigi.jp/resources/content/4269/20120202-112624.pdf
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20120207/716774