墓参り(修繕つき)

saitoukanchou2011-09-23

なかなか行けませんでしたが、ようやく父(と祖父:祖母)の墓参りに行くことが出来ました。
墓がある場所が茨城県の北部にある常陸大宮市のため、この墓地にも勿論、東日本大震災の影響がありました。
そのため、地震直後は道路事情でなかなか行くことが出来ず、落ち着いてから訪問した今春に続いて(少し間が空きましたが)行くことになりました。
というのも、多少、修理をしないといけない箇所が出てきたため、ということと、やはりお彼岸ですしね・・・。

今春の震災後に墓参り(といいますか、損傷の具合を確認)に行った際には、本体の墓石は無傷でしたが、左右にあった灯篭が倒壊していました。まあ、その程度で済んでいたのは不幸中の幸いではありましたが。

コンクリート用の強力ボンドを使ってまずは左側の灯篭を修復し、一応きちんと自立したのまでは良かったのですが、右側の灯篭が笠の下部にかけて細かく割れてしまったため、一部分のみボンドで補強して、そのボンドが完全に乾いてからでないと笠の部分を載せることが不可能でした。

次回には完璧に治そう・・・と思っていたのですが、予想以上に地デジ化からバタバタと仕事が忙しい時期となってしまい、ようやく今回ということになりました。
そのため、常陸大宮にあるイオンで「佛花」「線香」とお供え物に「コンクリート用ボンド」を購入し、お墓へ向かいました。

まずは墓前で左側の灯篭の固定っぷりを確認。
おお!コンクリートボンドすげえ!がっしりと固まっています。
これなら大丈夫。


そして途中までボンドで固定していた右側の灯篭にようやく笠を載せて、更にボンドで固定。
明日にはボンドも完全に乾いて、しっかりとくっつくでしょう。

おっと!そうそう!

父が好きだった缶ビールもお供えで墓石の前に置いておきました。
今更ながらですが・・・もう少し、父と酒を飲む機会を持てば良かったな。と。

まだ親御さんが元気な皆さん。色々と煩わしさや蟠りがあっても、生きているうちに親御さんとは会って、話しをして、そして食事や酒を酌み交わす方が良いですよ。

と、こんな親不孝者が言うのも憚れますが。



今回の修復で、取り敢えずは左右の灯篭が元に戻りましたので、まあ、良かったかな?と。
父も祖父母もあちらの世界で喜んでくれているのではないかな?と。