16mm映写機・ELMO F16-1000。動作チェック完了!

saitoukanchou2008-08-06

来るシネマ秘宝館40での戦前の16mmフィルム上映のために、実家で永い事眠りについていた16mm映写機を持ち帰り、上映テストを今朝しました。

機種はELMO製のF16-1000

年季が入った映写機ではありますが、実にシンプルな構造で、それが故に上映もスムーズです。事実、入手した年から8年近く経過しているにもかかわらず、全く問題なく上映することができました。

今回映写テストに使用したのは、自己所有の16mmフィルムの中から一番、もう一度見たかった1970年(たぶん)頃製作の「世界の企業」というドキュメント映画。

ユニリーバIBM、そしてフォード自動車といった世界に名だたる会社の工場での様子を記録したものです。フィルムは残念ながら退色しているため、真っ赤っかなんですけど・・・でも、光学式の音声も良好で、フィルムの傷もほとんどなくて良かったです。映写機側もランプや走行系の部分にも問題なかったのでなによりでした〜。


それにしても、物持ちがよくって、ほっとしましたです。


ということで、この映写機で31日(日)は、戦前の3D立体映画を上映します。

Third Dimension Murder    (1941年=昭和16年)

お化け屋敷に迷い込んじゃッて大騒ぎ〜!!なんていう感じの作品で、面白いです。
しかも赤青めがねで飛び出ます(笑)!!


ということで、特に31日のシネマ秘宝館スペシャルでは、今現在の最新の立体動画からベストセレクション作品の上映からありますので、ぜひどうぞ!!

ということで、当日は、上映機材ファン(!?)も大喜びな感じではないでしょうか?

(1)通常のロフトプラスワンに備え付けてあるビデオプロジェクター
(2)8mm映写機
(3)今回テスト上映した16mm映写機
(4)立体上映用のビデオプロジェクター2台並列上映

これらが2日間(30、31日)の上映で、上映する様子も含めて見ることができるんですよ!
正直言って、過去最大級の機材持込みです。しかもスクリーンも立体のために透過率が低い(=反射性が高い)シルバースクリーンを使用しますし。

今回の立体上映には、stereo eye様に全面的にご協力をいただいております。
http://www.stereoeye.jp/index_j.html


とにかく、ものすごい立体感です!こうご期待!!


そして30日には、Gの上映&アトラクション&3D上映もあります!!

両日共に、ぜひぜひ!!来場者全員に赤青めがね&バージョン違いの飛び出る立体ポストカードもお付けしますんで!!




紹介ページはこちらです↓
http://www.geocities.jp/saitoukanchou/hihou38-40.htm